これまではドロシーウィッチのデッキタイプの解説や、一枚一枚のカードの解説をしていきました。
ですがそれ以上に知っていないといけないことがあります。
デッキとしての戦い方です。
今回はデッキ相性や対策すべきカードなど実践に基づいた内容をお話ししていきたいと思います。
対策すべきカード達
ドロシーウィッチを使う上で、必ずケアしないといけないカードがいくつかあります。
要は全体除去です。
ドロシーウィッチは一気に並べて、相手が処理しきれない所を削りきるデッキなので盤面が処理されるとかなり不利になります。
このケアが出来ているかいないかで、勝率に3割以上の差が出てきますので、必ず確認していきましょう。
エルフ
5PP:森の意思
6PP:カシオペア
不利な相手ではないが森の意思、カシオペアで盤面を返されるとかなり不利になる。
とは言っても手札枚数によるランダム除去なので対策はしやすい。
入っていないデッキも多いので注意度としてはそこまで高くはないだろう。
ロイヤル
5PP:旋風陣
旋風陣は盤面にフォロワーがいないと成り立たないので対策はかなり立てやすい。
ロイヤルには全体除去が少なく、旋風陣の採用も高くはないので全体除去のケアよりも盤面を取る事を重視して戦おう。
ウィッチ
3PP:禁忌
4PP:ファイアーチェイン
禁忌は採用がほぼ無いが、序盤に決められるとかなり不利になるので出てきたら必ずケアしよう。
ファイアーチェインの採用は減ってはいるが、強いカードではあるので多少警戒する必要がある。
ドラゴン
6PP:サラマンダーブレス
7PP:灼熱の嵐
7PP:サハクィエル→イスラフィール
9PP:イスラフィール
10:バハムート
対策すべきカードの量を見れば分かると思うが、最も警戒しなければならない相手である。
まずサラマンダーブレスは確実に入っているので、絶対に6PPを過ぎたらHPが3以上のフォロワーが2体以上並んでいる盤面を作ろう。
イスラフィールに対してもHPを3以上残しておけばかなりケア出来るので、意識しておこう。
バハムートは要注意で出されたら盤面は崩壊するし、死の舞踏などが無ければ倒す手段がない。相手もこっちの盤面があまり出ていなければ出してこないので、手札と盤面を見つつ戦おう。
灼熱の嵐に関しては通常採用は少ないが、使われる時期もある。これは情報を知っているかどうかなので、ドラゴンの採用カードの情報も常に取り入れよう。
ネクロマンサー
3PP:(ネクロマンス6)腐の嵐
7pp:死滅の霧
ネクロマンサーはまだ死滅の霧の採用は少ないので、主に腐の嵐のケアが大事になる。
とはいってもネクロマンスを6も消費し、簡単には打てないので除去のケアはそこまで意識する必要はない。
むしろカムラやネフティスのケアが重要。
ヴァンパイア
2PP:群れなす飢餓
8PP(復讐時4PP):黙示録
あまり群れなす飢餓での全体除去は意識しなくてもいいが、出来たら同じフォロワーを並べるのはやめよう。
注意すべきは黙示録で、わざと小型フォロワーを並べて誘発させるしかない。状況を見て復讐状態にするのは避け、8PP以降なら無駄打ちを狙っていこう。
ビショップ
5PP:エンシェントレオスピリット
6PP:テミスの審判
ドラゴンと同等に警戒しなければならないクラス。
テミスが本当に強いし、疾走ビショップ以外なら必ず入っているので必ずケアしないといけない。
基本的にヴァンパイアの黙示録と同じように、わざと小型を並べて打たせるしかないが、6PPからそうしていると展開が遅すぎて勝てない。
なのでビショップ相手では先行5ターン目にドロシーで展開できるのがベスト。
後攻でもテミスがない事を祈って5、6ターン目にドロシーを展開しよう。
正直相性悪が悪く、長引いても勝てないので、積極的な展開を狙っていこう。
ただエンシェントレオスピリットの線も捨てきれないので、HPを3以上残して戦うのは意識しておこう。
まとめ
以上見てもらった様に、ドラゴンとビショップは本当に全体除去が得意でドロシーウィッチの天敵です。デッキタイプによって異なりますが、この2つのクラスに関してはほぼデッキに確実に入っているのでケアがほんとに大事になります。
有利だったのに一回の全体除去で盤面がひっくり返ることも多いので、相手のライフやドロー枚数など状況に合わせてケアしたり、攻めに行ったり考えてプレイしてみてください。
少しでもドロシーウィッチを使う方の助けになれば幸いです。